パラレルワールド・ラブストーリー

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    どちらの世界が本物なのか?きっと以前見たイニシエーション・ラブの様なパターンだと思っていました。しかし、こちらは東野圭吾の作品。そんなに単純ではありませんでした。

     

    染谷将太の演技は流石。この人複雑な精神状態の役が多いのだけれど、演じきっていて本当に凄い!絶対この人悪者と思っていたら.......と言う感じです。映画の感想は意味不明と言う内容が見られましたが、主人公の敦賀崇史(玉森裕太)がどんな会社で何をしているかと言う事からある程度の予測はつきました。

     

    しかし2つの世界に生きていた理由は、私の予想とは全く違っていました。見ていてとても切なくなるシーンもありました。最後はある意味ではハッピーエンドとも言えるのではないかなと......。オススメの作品です。


    翔んで埼玉

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      子供が見たがったので浦和の映画館に一緒に行って来ました。感想は......正直つまらなかったと言うか、見ていて不快になりました。映画自体もそうですし、映画館で隣に座っていた女子高校生が時々友達同士でしているコメントを聞いて嫌な気持ちになりました。ネットでの感想は良いものが多いですが、大半は県民の人達です。おそらく県民(出身者も含む)か県民でないかで感想は大きく分かれると思います。

       

      私が一番嫌だと感じたのが、大宮と浦和の争いに口を挟んだ与野の人に対して、その2つのエリアが「与野は黙ってろ」と言ったシーンでした。私は県民ではないのでこの対立を良く理解できなかったのですが、隣に座っていた女子高校生達は爆笑していました。そして「私の友達で大宮の子と浦和の子も与野の子にこう言っていた時があった。ウケる〜。」とその隣に座っていた友達に言っていたのです。更に春日部がバカにされるシーンでも大ウケしていました。

       

      私は千葉、東京、神奈川、埼玉の全てに住んだことがありますが、埼玉以外の土地ではどこも不便なエリアを馬鹿にしたり、笑ったりする人は見た事がありませんでした。もしかしたら、埼玉の人も県内の不便なエリアをバカにしている訳ではないのかもしれませんが、傍から見て気持ちが理解できませんでした。

       

      子供の学校ではこの映画を見た人が結構いたそうです。しかし、全員埼玉県民以外だったと言う事です。千葉県から来ている友達は「千葉の人は茂原や銚子を田舎だと馬鹿にしたりしない。」と言っていて、やはり映画を見て嫌な気持ちになったと言っていたそうです。面白かったのは、映画の最後に流れた「はなわ」の歌と、映画のシーンでGACKTが埼玉を掛け言葉にしている所だったそうです。

       

      又、原作は途中で終わっているとの事ですが、かなり早い時点で終わっているようです。続きを考えたのは映画関係者の千葉出身の人と何かで読みました。埼玉と対立していた千葉が最後に埼玉に花を持たせる.......的な話のまとめ方、日本/世界埼玉計画等.......埼玉ディすりの映画でないと強調する為に無理やりこじつけているようにしか思えませんでした。

       

      実際、作者はこの映画よりも「パタリロに目を向けて欲しい」と言っているわけですし、捉え方は個人の自由ですが、私としてはこの数年で一番残念な映画でした。


      サスペリア

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        最初は全然見る気はなかったのですが、映画館の予告を見て怖いながらも映像が美しく興味を持ったので見てきました。ネタバレありますので知りたくない方はパスして下さい。

         

        舞台はベルリン。映画のセリフにドイツ語があった事も見ようと思ったきっかけでした。まだドイツが西と東に分かれていた時の物語です。アメリカからある舞踊団に入りたくてわざわざやって来た主人公のスージー。どうやら募集していなかったオーディションの約束を無理やり取り付けてやって来た様でした。カリスマ振付師のマダム・ブランは彼女の踊りに感じるものがあり入団を許可しました。控えている発表会の主人公が急に退団したとの事で後任を探していると、いきなり立候補するスージー。そしてまるで何かが乗り移ったかの様に踊り始めます。

         

        通常のホラー映画は主役は最後に死んでしまうか、もしくはとても恐ろしい思いをするが助かるのどちらかだと思います。それが、全く違うのもこの映画の面白い所でした。舞踊団で踊る若い女性は魔女の儀式の為の生贄の様なものでした。器=メインの生贄になると思われていたスージーがなんと魔女自身の生まれ変わりだとは想像もしませんでした。

         

        結末を知ってから良く思い出してみると、伏線が所々に張られていた事に気付きました。アメリカで過ごした小さい頃、行ったこともないベルリンへの強い興味、母親が亡くなる際に神父に言った「末娘(スージー)が私の罪」...... 母親はスージーを虐待していたと言うより、普通でない事に対しての恐れがあってだったのではないかと思いました。母親は異常な亡くなり方をしていたのも、実は既にこのころからスージーは魔女としての一面が表れていたのではないかと感じました。

         

        魔女の儀式の踊りを勝手に変えてしまい、その為に発表会は台無しになります。もし他の少女たちの様に完全に操られていたならばここで勝手に踊りを変えられるはずはないのです。そして、その晩部屋にやって来たマダム・ブランに心の会話で「私に選ばせたくないのね。私を愛しているから。」と言うのです。これも、よく考えてみればおかしな話です。

         

        最後の儀式ではマルコスが自分がマザー・サスピリオルムだと言い、スージーの体を奪おうとします。異変を感じスージーを守ろうとするブランはマルコスに傷つけられてしまいます。「あなたが望むなら記憶を消してあげる。」と言う言葉から、生贄の対象であったスージーに何かしらの愛情を持っていたと言う事だと思います。しかし、本当のサスピリオルムはスージーでした。彼女が繰り広げられていた魔女の残忍で異常な儀式を一掃するのです。生ける屍と化していた少女たちには安らかな死を与え、マルコスを支持していた魔女達を処分します。ホラー映画でありながら、他の物とは方向性が違っている気がしました。

         

        彼女は明らかに魔女なのですが、同時に天使でもあるのではないかと思いました。患者の1人がこの舞踊団の生徒であった事から事件に巻き込まれてしまったクレンペラー博士と言う心理療法士がいます。彼は奥さんは行方が知れず(ナチスに連行された可能性が高い)、博士は自分を責め続けていました。スージーは博士に奥さんは苦しんで亡くなっていない事、博士との思い出を心に持ち続けていた事を伝え、博士が経験した恐ろしい出来事と奥さんに対する罪の記憶を全て消し去りました。

         

        年月が経ち博士が奥さんと暮らしていた家には別の家族が幸せそうに住んでいる場面に変わりました。家の入口の木にはハートのマークの中に博士と奥さんの名前が。きっと二人が幸せな時に刻んだのでしょう。ホラー映画でかなりグロテスクな描写もありましたが、見た後にどこか救いのある不思議な映画でした。

         

        しかし、ティルダ・スウィントン.......ナルニア国物語でもそうでしたが、本当に人間っぽくないと言うか、独特な役が似合う女優さんだと思います。


        ミスター・ガラス

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          土曜日の占いで、家にいないで博物館等に出かけた方が良いとあり.......真に受けて行ってきました。本当は美術館に行きたかったのですが見たい企画展がなく、映画にしました。

           

          前作のスプリットの完結編のようです。1作目のアンブレイカブルを見ていたらもっと内容が分かって良かったのかもしれません。

           

          スプリットの主人公の多重人格者が何故異常なほどの能力を持ったのかがこの映画の最後で判りました。ハッピーエンドではありませんが、なんとなく主役全員が救われたような気がします。


          Fate/stay night [Heaven’s Feel]II.lost butterfly

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            今年も子供と見てきました。1年ぶりなので内容をかなり忘れており、又登場人物や背景を全て知っているわけではないので、途中???と言う感じにはなりましたがそれでも楽しめました。

             

            今回の映画を見て、TVでやっていた時の終わりのナレーションでの桜の意味深な発言の意味がわかりました。何かあるだろうとは想像出来ましたが、予想外の展開でした。

             

            今回は過激なシーン(色々な面で)があり、ちょっとびっくり。そして、前から好きではありませんが慎二が本当に最低で呆れました。次回で最終回との事で1年後が楽しみです。


            来る

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              見た後怖くて夜寝られなくなったらどうしようかと悩みましたが、レビューをチェックした所大丈夫そうだったので見てきました。根底にあるテーマは児童虐待だと思います。そこにオカルト的な要素が加わっていると言う感じでしょうか?

               

              登場人物の1人のセリフの中で「昔の神隠しの伝説は、貧しい家族の口べらしの口実」とありました。人間は何かにつれて他者や他の事に責任転嫁しがちなのだと思います。負のスパイラルから抜け出せない事が更なる負を生み出し........つらくても問題の本質に目を向け、克服しなければその負を終わらせる事は出来ません。オカルトとしては怖くない映画かもしれませんが、考える事は多かったです。結末もなんとなく納得できるものでしたし、見て良かったと思います。


              ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生

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                昨年見た映画です。前作同様見ごたえがありました。

                内容についてコメントは不要ですね。取り敢えず記録として。


                響 HIBIKI

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                  連休中に子供が見たいと言うので一緒に行ってきました。本当は「コーヒーが冷めないうちに」が見たかったのですが、共通の話題は必要だなと譲歩しました(笑)そんな感じであまり期待していなかったのが良かったのか、意外と楽しめました。

                   

                  主人公の響は天才です。天才と言っても、それは普通と違った方向の人に見られる天才的な能力を持つ人だと思います。自分の考え以外は受け入れられない......自分勝手なわけではなく、所謂そういう人.......なのです。だから読んだ人の心を震えさせるような天才的な文章が書けるのだと思いました。

                   

                  響の作品と本人が世間に出る事により、関係する人々が苦しむ事になります。しかし、響の無神経にも思える、天才的な人にありがちな人の気持ちや後先を考えない行動が、周りの人をそれぞれの闇から救い出し、新たな希望を与えると言う点で結果オーライと言う感じになっています。

                   

                  友人でありライバルでもある「りか」(アヤカ・ウィルソン)の出版した本を「つまらない」と批評した響。りかは編集者(ふみ)に直すようにとアドバイスされて、自分の書きたい事がわからなくなってしまったと答えます。それに対して響は「人のせいにしてはいけない」と言うのです。最終的に決めるのは自分であり、納得しないならば従わなければ良い。本当にその通りだと思いました。

                   

                  私の周りにも自ら何も行動せずにただ文句ばかり言っている人はいます。むしろ多いとも言えます。本当は不満ではなく、ただ何かがいいたいだけなのかもしれません。しかし、ずっと文句を言いながら同じ環境に居ると言うのは私には理解できません。もし単に愚痴が多いだけならばそれで構わないと思うのですが、本当に1歩踏み出せないでいるのだとしたら..........将来行動しなかった事を深く後悔するような状況にならなければ良いなと思います。

                   

                  話は映画に戻り、主役の平手友梨奈の演技は役には合っていました。しかし、演技力があるかどうかは???です。最初から最後まで無表情でボソボソ話す感じの役なので判らないのです。ただそれ以外の役者さんは演技力が高い人が揃っていました。

                   

                  芥川賞も直木賞も受賞してしまう響の作品がどのようなものだったかに触れられていないのは少し残念でしたが、十分見る価値のある映画だと思います。


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                    これは見たくてみた映画です。子供を誘った所「眠れなくなりそうで嫌だ」と言う事でした。今の男子はオカルトチックな映画はダメな様です。絶対に見ません💦

                     

                    荒筋を読んだ感じでは、演劇で主役を手に入れる為に契約を交わした2人の関係が、1人の男性の出現により崩れていると言うように思えました。確かにきっかけはそうであったかもしれません。しかし、持病により長期間意識を失っていたニナが目覚めた時の累は、恋愛よりも演劇が全てになっていました。

                     

                    又、ニナのマネージャーであった男性も累の母親も何よりも大切だったのは演劇であり、その執念を表に出す事がこの映画を単なる恋愛ホラーで終わらせなかったのだと思いました。

                     

                    土屋太鳳が特別の美人と言うのはどうかなと思います。しかし、ダンスが上手なので登場人物の要件としては合っていたと思います。

                     

                    醜い累役の芳根京子は、実際は可愛いので可哀想と言う感じはしますか、TVで見た役作りとは全く違う人物になりきり、女優としての幅が広がったのではないかと思いました。

                     

                    原作は読んでいないので判りませんが、負傷して病院に運ばれたニナは、累の母親透世が自宅の地下室に閉じ込めていた女性と同じ運命を辿るのではないかと.......余韻を残す好きなタイプの作品でした。


                    検察側の罪人

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                      特に見たかったわけではないですが、子供が銀魂を見ている間にやっている映画の中からこの映画を選びました。

                       

                      映画の初めは、誰が検察側の罪人になるのかは判りませんでした。しかし、時間が経つにつれてまさか?と言う思いに変わりました。

                       

                      未解決の事件で殺されたのは自分にとってとても大切な人........新たな事件が起こり犯人と疑われている何人かの中に、その事件の容疑者でかなり黒に近い人物がいる。

                       

                      その人物を罰したいと言う気持ちは理解できます。しかし、検察と言う立場でしてはいけない事をしてまでと言う考えは、正しいのだろうかと......。

                       

                      登場人物それぞれが自分の正義を信じ、他人の正義を否定しているように感じました。見ごたえはありましたが、後味の悪い映画でした。


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