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評価:
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旺文社
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夏の児童英検に続き、子供が英検5級を10月に受験した。その時使用したテキストのレビューをしようと思うが、その前に受験会場で目にした驚くべき事について書きたいと思う。
5級と言う一番下の級の受験なので子供の受験が多いのだろう、席は指定されていなかった。(学校内に親用の待合室もあり)クラスを見回すと圧倒的に子供が多く、年配の受験者も居たが大人はある意味テストを受けにくいのではないかと思った。その理由は子供について来ている親の態度......。
教育熱心なのは良いが、お母さんは子供の側にべったりとくっついて、いつまでも離れない。それだけでも大人の受験者には迷惑なのに、同じ教室内に知り合いがいるお母さん達はおしゃべりをしていた。受験するレベルに差があったとしても、試験前の緊張は皆同じ。きっとあの場で無神経な行動を取っていたお母さん達は、自分は資格試験を受験した事がないのではないだろうか。そして後から子供の話を聞いた所、試験監督が「出てください」と言う迄教室に居続けたお母さんも少なくなかったらしい
試験中も又無神経なお母さん達には驚いた。私の子供の受験会場は公立の中学校であったが、お母さん方が会場に連れて来た幼稚園位の別の子供がおおはしゃぎで階段や廊下を駆け回っていた。預かってくれる人が居ない等家庭の事情もあるだろうが、私は資格試験の会場内に静かに出来ない子供を連れてくるべきではないと思う。これがTOEICの会場だったりしたならば大ヒンシュクだ。
そして最後にも又驚きの事態が.......。会場を出ると何故か数人の警察官が居た。『事故!?!?!事件!?!?!?』と思いきや、中学校前の道路は迎えに来た駐車違反の父兄の車でいっぱいだった。おそらく付近の人が警察に通報したのだろう。その当りは住宅地で一戸建ての家が並んでいる。人の家のまん前に車を停車ではなく、駐車しているのだ。もちろん車の中は無人
近くにコインパーキングだってあるのに.....恐ろしい程無神経な人達っているものだ。
...........とモンスターペアレンツの話は終わりにして、テキストのレビューを!
今回の受験は、子供が英会話教室に新しく入ってきた小3の子が英検5級を持っていると聞いてライバル意識から「僕も受けたい!」と申し込んだ。試験迄の日にちは短く、3週間強。とりあえず書店でテキストを何冊か見比べた。
その中で良さそうだったのがこの
旺文社の英検5級教本 。Unit19分迄のパターン別学習+予想問題なので3週間で仕上げるには良さそうだった。無理の無い様に毎日1課ずつ勉強した。うまくポイントが抑えられていて良い教材でないかと思う。
テキストの問題文は小学校1年生では読めない漢字があったので、子供には「漢字が読めなかったら、英文を見て判断しなさい」と伝えた。(でも実際の試験の問題には全てふり仮名有)このレベルのテストの場合の英単語は難しくないので、日本語を読むよりも英文を読んだ方が簡単だと思う。
Unit19分一通り終らせた後は、今まで間違った箇所の復習と予想問題。それでも時間があったので同社から出版の過去問を買おうと思ったのだが、この本と同じ形式だったので最後のあがき(!?)はせずにテストに臨ませた。
そして先日結果が送られてきた。無事合格!子供は、小学校1年生の自分が英会話で一緒の3年生と同じ英検5級に受かった事が、とても嬉しかった様だ。次は4級を目指すとはりきっていた