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- 2023.08.12 Saturday
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ホールのパイプオルガン
先週の土曜日の午後に神奈川県民ホールで行われた塚谷水無子さんの『癒しのショパン-パイプオルガンで聴く魅惑の調べ-』のコンサートに、家族3人で行ってきた。
もともと音楽には詳しくないので塚谷さんの名前は知らなかったし、コンサートに行くことにした理由はチケットが1,000円だった事と昨年末に同ホールで催された別のオルガニストのクリスマスのパイプオルガンコンサートが今ひとつ好みではなかったので.........もう1度パイプオルガンのコンサートに行ってみて、パイプオルガンのコンサート自体が自分の好みであるのかどうかを知りたかったからと言う非常に不純な理由だった。
演奏曲目にはノクターン、子犬のワルツ、華麗なる大円舞曲などのショパンの名作やフォーレ、バッハ等のよく知られている曲も含まれていて......なんちゃってクラシックファンには丁度良い。又、ゲストで谷口洋介さんと言うテノール歌手も出演するのだ。
塚谷さんと言うオルガニストは大変面白い人で、決して上手ではないがトークもとても楽しめた。東京芸術大学楽理科を卒業されたとの事で、「生徒は皆個性が強く動物園の様だった」と言っていたがご自身も(失礼!?!??!)かなり個性的だと思う。エリート的な雰囲気がしない所も又面白くて良いと思った。
昨年末のクリスマスコンサートの演目(他のオルガニストだったが)を聞いた時は、以前教会で体験した鳥肌が立つような感覚はなかった。だが塚谷さんの演奏は、オランダの教会で演奏したり練習していると言うだけあって同じ感覚がした。これに加えて谷口さんのフォーレの「夢のあとに」、「千の風になって」、「見上げてごらん夜の星を」の歌も素晴らしかった。アンコールにも何回か応えてくれて最後の「ソレントへ帰れ」では歓声が湧いた。この曲はイタリア語で歌われていたのだが、うちの子供は「何ていっているか判らないけれどいい歌だね」と言っていた。
オルガンも歌も素晴らしく1000円しか払わないのでは申し訳ない気がした。
又機会があったら是非鑑賞したいと思う。特に谷口さんのに。(塚谷さんゴメンナサイ)
***演奏曲目***
<第一部>
・ 華麗なる大円舞曲(ショパン)
・ ワルツ ヘ短調作品70-2(ショパン)
・ 演奏会用ボレロ(ルフェビュール=ヴェリ)
・ 夢のあとに(フォーレ) *谷口洋介(テノール)
・ ノクターン 変ホ長調(ショパン)
<第二部>
・ 子犬のワルツ(ショパン)
・ 千の風になって(新井満/谷口洋介 テノール)
・ アヴェ・マリア(バッハ)
・ アランフェス協奏曲(ロドリーゴ)
・ エンタメ・インプロヴィゼーション(塚谷水無子・五木の子守唄)
・ 鳥の歌(カタロニア民謡)
・ 見上げてごらん夜の星を(いずみたく谷口洋介 テノール)
-------------------------ちなみに昨年のクリスマスの時の様子はこんな感じ--------------------
すごくクリスマスちっくだと思っていたが.......実はあまり変わらなかったのかな!?!?!?
評価:
Antonio Vivaldi,Jean-Christophe Spinosi,Philippe Jaroussky,Matheus Ensemble Naive コメント:感動モノです!!! |